ヘルペスと妊娠・出産

単純ヘルペスの再発を繰り返している女性が最も心配するのが妊娠や出産の問題ではないでしょうか。抗ウイルス薬の治療をしながら妊娠しても大丈夫なのか、赤ちゃんに移ることはないのかなど、不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。性器ヘルペスの再発を予防するために継続して抗ウイルス薬を服用している場合は、妊娠の安全性について不安になります。

妊娠中に帯状疱疹や単純ヘルペスを発症した場合、これまで胎児への影響の可能性を考えて、抗ウイルス薬での治療を控えることがありました。しかし、デンマークの血清研究所が実施した研究では、抗ウイルス薬を投与した妊婦さんから生まれた赤ちゃんでも、染色異常や遺伝性症候群などの主要な先天性異常のリスクは上昇していないことが分かりました。

それでも不安な人は、薬で再発が抑えられて落ち着いた時期を見計らって薬を中断して、妊娠するようなタイミングになるように、先生にアドバイスをもらいましょう。

最も注意が必要なのは、出産直前での再発です。ヘルペスの症状が出ている時に自然分娩で出産すると、赤ちゃんに感染して思い症状が出る危険性が高いため、帝王切開の処置が取られます。

妊娠中に水ぼうそう、帯状疱疹、単純ヘルペスにかかってしまったら、妊娠初期〜19週までは、塗り薬だけを使って、20週以降で症状が強い場合は、抗ウイルス薬の飲み薬を服用してもよいことになっています。


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